はじめに
保育園に通うお子さんにとって、毎日使う水筒は欠かせないアイテムです。適切な水筒を選ぶことで、お子さんの水分補給がスムーズに行われ、保育園での生活がより快適になります。しかし、水筒の種類や機能はさまざまで、どれを選ぶべきか迷ってしまうことも多いでしょう。この記事では、保育園での水筒選びの重要性と、最適な水筒を選ぶポイントについて詳しく解説します。
保育園に最適な水筒の選び方
水筒は毎日使うものですので、使いやすさやメンテナンスのしやすさが重要なポイントです。お子さんの健康と快適な保育園生活のために、しっかりとした水筒選びが求められます。そこで、水筒選びで注意するポイントを以下にまとめました。
サイズと容量のポイント
保育園で使用する水筒のサイズと容量は、お子さんの年齢や活動量に応じて選ぶ必要があります。一般的には、未満児さんであれば400ml程度を。3-5歳さんであれば、500ml〜800ml程度の容量が適しています。大きすぎると持ち運びが大変になり、小さすぎると水分が不足してしまう可能性があります。お子さんが無理なく持てるサイズを選びましょう。
素材の種類とそのメリット・デメリット
水筒の素材には、ステンレス、プラスチック、ガラスなどがあります。ステンレス製は保温・保冷効果が高く、耐久性に優れていますが、重さが気になる場合もあります。プラスチック製は軽くて持ち運びがしやすいですが、保温・保冷効果は劣ります。ガラス製は衛生的で匂いがつきにくいですが、割れやすい点に注意が必要です。園生活では思わぬ事故も発生しますので、子供達が怪我をしないよう、ガラス製は避けるのが無難でしょう。それぞれの素材の特徴を理解し、お子さんの使い方に合ったものを選んであげてください。
洗いやすさとメンテナンスのしやすさ
毎日使う水筒は、洗いやすさも重要なポイントです。口が広くて洗いやすいデザインや、分解して洗えるタイプの水筒を選ぶと、清潔に保つことができます。また、食洗機対応かどうかも確認しておくと便利です。清潔に保つことで、お子さんの健康を守りましょう。
漏れ防止機能の重要性
保育園で使用する水筒は、漏れ防止機能がしっかりしていることが重要です。バッグの中で倒れても漏れない設計の水筒を選ぶことで、服や持ち物を濡らしてしまう心配がありません。キャップの閉まり具合やシリコンパッキンの有無などをチェックして、漏れにくい水筒を選びましょう。
これらのポイントを参考に、お子さんに最適な水筒を見つけてください。保育園での毎日が快適で楽しいものになるよう、しっかりと準備を整えてあげましょう。
【年齢別】保育園で人気のおすすめ水筒10選
1,2歳児クラスにおすすめの水筒
一人でコップに注ぐのはまだ難しい年齢です。園からの指定がない限り、直飲みかストロー飲みができる水筒をチョイスします。
ストロータイプは一人で飲みやすい代わりに洗うパーツが多くて手間がかかります。最近は食洗機対応のものもありますが、ストローの内部まで清潔に洗えているかというと微妙なところなので、衛生面を考慮して、この機会に直飲みの練習をさせてみるのも良いでしょう。
b.box ステンレスストローボトル 350ml/500ml(ストロー)
絶対にこぼれないマグで有名なb.boxのストローボトルです。ワンプッシュボタンで開閉でき、角度つきストローで飲みやすさも◎。BPA、フタル酸エステル類、およびPVCフリーと安全性も素晴らしいですし、カラーが豊富なのでお子さんと一緒にお好みのボトルを選ぶのも楽しいはず。食洗機対応なのも珍しい!斜め掛けストラップのついた水筒は過去に死亡事故が起きているので、歩行がまだまだ安定しない1,2歳にはこの持ち手が付いている独特の形状も本当におすすめです。
350mlと500mlでは保冷性能がかなり違うのですが、小さいお子さんが自分で持つことを考えると350mlがおすすめです。
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 | 食洗機 |
350ml / 500ml | 270g / 328g | 6時間 / 8時間(45℃以上の飲み物は不可) | 8時間 / 15時間 | 可 |
THERMOS(サーモス)ストローマグ 250ml / 350ml
保冷専用ですが、マグなのでハンドルが付いています。飲みやすさはNo.1ではないでしょうか。(取手は取り外せます)我が子が1歳ならこれを選ぶかな。飲み口とパッキンが一体型なのでお手入れ楽々、忙しいママには嬉しいポイントですよね。250mlはキャラクターデザインもあり、350mlは優しいパステルカラーで種類が豊富です。パーツの単体購入は可、ポーチは別売りです。
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 | 食洗機 |
250ml / 350ml | 200g / 200g | 対応なし | 12℃以下、6時間 | ✖️ |
象印 TUFF ステンレスマグSM-UA48 480ml(直飲み)
パッキン一体型のシームレス栓なので日頃のお手入れが楽ちんです。こちらは象印の他のシリーズよりも開閉ボタンが大きい(&クマさんの形で可愛い)ので小さなお子さんでもスムーズに開け閉めできます。また、流れが横に広がらず真ん中に集まりやすくなるような飲み口の形状になっており、慣れない直飲みをサポートするための工夫が満載です。保温保冷効果もさすが象印、文句なしの値です。斜めがけポーチも付属しています。
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 | 食洗機 |
480ml | 210g | 95℃→71℃以上、6時間 | 4℃→8℃以下、6時間 | ✖️ |
ピーコック ASK-W40P (ストローorコップ飲み)
コップのみとストロー飲みができる2way仕様で、1,2歳の間はかなり出番が多そうなピーコックの水筒。コップ飲みの時だけ保温もできます。大きな取手付きのボトル形状なので、コップへの注ぎやすさも抜群です。本体は丸洗いもできて衛生的。
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 | 食洗機 |
400ml(ストロー) / 360ml(コップ) | 300g | 68℃以上、6時間 | 10℃以下、6時間 | ✖️ |
アンティム ボトル 200ml(直飲みorコップ)
少し小さいですが、うちの子は偏食で水飲まんわ〜という場合にお守り程度に持たせるならこれぐらいでもいいかもしれません。うちの長男の飲み物は99%牛乳なので、水筒を持参する必要性を見失っています。園では容量の指定があるので使っていませんが、こちらの水筒はスマホサイズでとても軽いので、近くの公園へ遊びに行く際などに大活躍しています。
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 |
200ml | 162g | 60℃以上、6時間 | 記載なし |
個人的にはb.boxかピーコックがおすすめかな!
3,4,5歳児クラスにおすすめの水筒
3歳を過ぎると一人でコップに飲み物を注ぐことができるようになってきます。運動量も増えてくるので、容量は500ml〜700ml程度がベスト。衛生面を考慮して、コップ飲みができる水筒をチョイスするのが良いでしょう。
ピーコック ASN-W50 490ml(直飲みorコップ)
デザインがかわいらしい魔法瓶水筒です。蓋の取り替えにより直飲みとコップ飲みの2wayで使用できます。直飲み用の蓋を取り付ける場合は保冷専用になるので要注意。コップ飲み時に注ぎやすそうな大きな取っ手付きの形状がおすすめポイントです。公式サイトからパッキンやコップ単体でも購入できるのも地味にポイント高いです。
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 | 食洗機 |
450ml(コップ飲み時) / 490ml(直飲み時) | 320g | 71℃以上、6時間 | 10℃以下、6時間 | 不可 |
サーモス FJO-601WF (ストローorコップ)
容量が大きいので3歳ごろからの使用がおすすめの2wayタイプ。園ではコップ飲み、お家ではストロー飲みと使い分けられて便利です。サーモスもパーツの単体購入ができるのが良いですよね。
保温効果が持続するのはコップ飲み時だけなので注意してください。
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 | 食洗機 |
640ml(ストロー時)/ 600ml(コップ飲み時) | 400g | 72℃以上、6時間 | 9℃以下、6時間 | 不可 |
スヌーピー 3wayステンレス水筒
ノーブランド品ですが、我が家で愛用しているこちら。なんと3wayでコップ、ストロー、直飲みの全てに対応しています。BPAフリーで安全性も高評価。保温・保冷能力も文句なしで、朝水筒に入れた氷が帰宅時でも残っています。316ステンレス製なのでスポーツドリンクなども入れられます。長男が幼い頃に何度も机の上から投げ捨てましたが無傷ですし、漏れもなく、付属のポーチもかわいいので、メーカーにこだわりがない方にはとってもおすすめです。
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 | 食洗機 |
600ml | 280g | 95℃→65℃、12時間後 | 10℃以下、12時間 | 不可 |
b.box ステンレスボトル (スパウトタイプ)
珍しいスパウトタイプの水筒です。直飲みにまだ不安がある3歳児に良さそうです。b.boxは安全面にも強いこだわりも持っているので信頼できるメーカーだと思います。食洗機対応で、注ぎ口は氷が入る広さ。スパウト形状で飲みこぼしも少なく、ママのストレスを極限まで減らしてくれるボトルではないでしょうか。
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 | 食洗機 |
500ml | 332g | 95℃→65℃、8時間後 | 10℃以下、15時間 | 可 |
スケーター 2wayステンレスボトル(直飲みorコップ)
マリオやディズニー、トミカ、パウパト、ポケモンなどなどキャラものが大量にあるスケーター。直飲みとコップ飲みの2wayなので、3歳〜には使い勝手が良さそうです。氷の入れやすい広口タイプですし、少し容量は少ないですが、必要十分な性能もあります。お子さんの気に入ったデザインがあるなら、こちらも良いかもしれませんね!
容量 | 重さ | 保温 | 保冷 | 食洗機 |
470ml(直飲み) / 430ml(コップ飲み) | 295g / 290g | 45℃以上、24時間後 | 8℃以下、6時間 | 不可 |
わたしの推しは3wayスヌーピーボトルですが、最低限コップのみと直飲みができるタイプだと使い勝手が良さそうですね。
まとめ
保育園での水筒選びは、お子さんの快適な保育園生活に欠かせない重要な要素です。年齢に応じた適切なサイズと容量、素材、洗いやすさ、漏れ防止機能などを考慮して選ぶことが大切です。特に保育園では、水筒の取り扱いが多いため、子供が自分で使いやすく、清潔に保てる水筒を選ぶことで、お子さんの健康と快適な生活をサポートできます。この記事を参考に、お子さんに最適な水筒を見つけてください。